元料理人がオススメする、プロの料理人系ユーチューブチャンネル

良い時代になりましたね。

YouTubeを見ていると、

色々な専門分野に特化したしたユーチューバーが

存在がします。

そんな中で、料理の仕事をしていたワタクシが

料理に特化した、おすすめのユーチューブチャンネルを紹介したいと思います。

という事で、まず最初の料理チャンネルは。

目次

オテル・ドゥ・ミクニ チャンネル 

日本を代表するフレンチの重鎮、

三國シェフが料理を作りながら解説してくれる、

貴重なチャンネルです。

三國シェフの経歴は、札幌グランドホテル、帝国ホテル、20歳でスイス日本大使館料理長、

その傍ら、アラン・シャペル氏やフレディ・ジラルデ氏やトロワグロ兄弟に師事

日本に帰国後、1985年東京の四谷にオテル・ドゥ・ミクニを開業とザックリすぎるまとめですが、

すごいシェフです。

私の説明はザックリすぎるので、

三國シェフが、ご自身で若い頃の話をしてくれている動画があるので

そちらを見る事をオススメします、ドラマチックで面白いお話ですよ。

ドラマ化すればいいのに。

オテル・ドゥ・ミクニ チャンネルの特徴は

三國シェフは、フレンチのシェフなので、

フランス料理ベースの料理動画が多いです。

フランス料理をご家庭でも作れる様に、

普通のスーパーで売っている食材で作れる様に、工夫して紹介しています。

ガチな料理人動画や本って、

普通の人が手に入らない食材が多いですが、

三國シェフの動画は、プロ向けではなく

普通の人が「よし!作ってみよう!」

ってなる様にしているのかもしれません。

三國シェフは書籍も沢山出している

下のリンクが動画に出てきた料理をまとめた本です。

ユーチューブの動画と本を合わせて見るとわかりやすいです。

おうちフレンチ(こちらは動画と連動してません)

プロ向け書籍

オテル・ドゥ・ミクニ チャンネルのワタクシ的オススメ動画3選

豚肉のエスカロップ マスタードソース

美味しいデスヨー

ディジョンマスタード(辛くないマスタード)と白ワインのクリームソースです。

三國シェフの動画を見てもらえれば分かると思いますが

手早く簡単に出来ます。

いつもの、豚肉がフレンチになりますよ!

ワタクシも実際作ってみましたが、

美味しかったです!

ごはんにも、パンにもよく合うソースです。

ディジョンマスタードは、

ちょっと大きめなスーパーにはあると思います。

スーパーでよく見かけるのはマイユのディジョンをよく見かけますね。

白ワインは、スーパーで売っている安いもので良いと思います。

生クリームは動物性のクリームの方が良いです。

シェフもおっしゃってますが、簡単でガッツリ食べたい人向けのレシピです。

ジャガイモのガレット

美味しそう!

フランス料理って、ジャガイモ料理が多いんですよ!

フレンチのジャガイモ料理の代表格の1つの料理です。

材料は、基本的にジャガイモ、塩、コショウ、バター、で

ジャガイモのデンプンがつなぎになるので、水にさらさないのがポイントです。

三國シェフは、生クリームとブルーチーズを上に塗っている、アレンジバージョンですね。

ジャガイモって、こんなに美味いんだ!と再認識させてくれる料理です。

誰でも、簡単にできます!

何気に、ワタクシもこちらの記事でガレットを作っていたりします。

良かったら、読んでみてください。

カボチャのポタージュ

カボチャと牛乳だけの、シンプルなレシピで

カボチャの良し悪しで美味しさが決まると思います!

ミキサーが必要になりますが、

お家にある方なら簡単にできると思います。

プロの現場だと、食感をなめらかにするために

パッセする(濾す)のですが

お家だと、つぶつぶ感があってもいいですね

パッセしない方が、丸々カボチャ栄養価がとれて体に良さそうですし。

かつて帝国ホテルの総料理長、村上信夫さんがNHKの「きょうの料理」を担当していた。

三國シェフの恩師、帝国ホテルの村上料理長が

「普通のご家庭でも、フランス料理を楽しんでもらいたい。」

という考えで、NHKの「きょうの料理」で家庭でも出来る

フランス料理を紹介していたのですが、

その内容も、手に入りやすい食材でアレンジしていて

三國シェフとよく似ています。

もしかすると、三國シェフは恩師の村上料理長の

意志を受け継いで、ユーチューブで家庭でも出来る

フレンチを紹介しているのかもしれません。

私は、今回3つしか紹介していませんが、

三國シェフのチャンネルは、毎日更新で

料理の品目も物凄い数です。

料理好きな方には、面白いチャンネルですのでオススメです!

最後に、オテル・ドゥ・ミクニのホームページのリンクを貼っておきます。

ポール・ボキューズの料理教室 (星野 晃彦シェフ)

二つ目のオススメチャンネルは、

ブラッスリー ポール・ボキューズの料理長

星野晃彦シェフが、プロの仕事を丁寧に教えてくれるユーチューブ料理教室です。

現代フランス料理の道を作った偉大な料理人、ポール・ボキューズ氏のお店です。

ポール・ボキューズ氏は、

日本に現代フランス料理を伝えた偉人なのですが

2018年に、享年91歳でお亡くなりになっています。

「ポール・ボキューズって誰?」って方の為に、少しだけ解説をします。

現代フランス料理の旗手と言って良い人物です。

昔ながらのフランス料理で、どっしり重くて濃厚な料理から

素材を生かした、軽やかな料理やソースに流れを変えた偉大なシェフの一人

なのですが、今現在だと目新しさは無くスタンダードになっています。

スタンダードを作るって、とてつもなく凄い事だと思います!

今までの伝統的な料理から、

流れを変えた新しい料理(ヌーベル・キュイジーヌ)

を日本に伝えてくれた、レジェンドシェフなのです。

1972年に大阪辻調理師学校の創設者、辻静雄氏がポール・ボキューズ氏を

日本に招聘して、日本のフレンチシェフに技術講座を開いてくれたそうです、

その講座に、日本人のフレンチの料理長がほとんどが集まった

と言った、逸話があるほどです。

その講座で助手を務めたのがホテルオークラの総料理長、小野正吉シェフ(超大物シェフ)だったと言うから

何だか、凄い事になっていたのは容易に想像できます。

ポール・ボキューズ氏が来日した時、日本料理にかなりの興味をしめし、

「日本料理から数々の、インスピレーションを得た」と色々な所で語っていますので

日本とは、ゆかりの深いフランス人シェフだったりします。

ユーチューブに、ポール・ボキューズ氏へのインタビューがあったので貼っておきます。

ポール・ボキューズの料理教室チャンネルは、プロ向けチャンネル?

星野シェフが、「いつもやっている事を、なるべくそのまま動画にしています。」

と言っているので、若手育成もしくは

セミプロクラスの料理好きの為に、

やっているのかなと思います。

普通に「シュエします。」とか「パッセします。」

とか解説はしてくれていますが、

西洋料理の調理用語が飛び出しますので

普通の人は、「なんのこっちゃ」となりそうです。^^;

ですが、西洋料理系の若手の方は絶対見ておいた方が良い、極めて良心的なチャンネルなので

修行中の若手の方は見ましょう!

丁寧な仕事を、丁寧に解説しながら教えてくれます。

日々の疑問点などの、答えがあるかもしれないですよ。

ブラッスリーポール・ボキューズチャンネルの、私的オススメ動画

①牛ほほ肉の赤ワイン煮込み(ブッフ・ブルギニオン)

丁寧に(誠実に)教えてくれるのがよく分かる動画です、

前編・後編にわかれています。

ブッフ・ブルギニオンは定番料理ですが

シェフの考え方や調理によって、結構味が違う料理ですね。

後編(仕上げ編)

お家で作るには、材料的に結構きびしい料理だと思います

作ってみたいけど

そもそも、フォンドボーがない問題が発生しますよね。

この場合、フォンドボーは既製品でも良いかなと、私は思います

お家でフォンドボー作るのは、かなり大変なので

こう言った商品が、ネットなら手軽に入手できます。(冷凍物の方が良いです、添加物少ないので)

牛ほほ肉は、町のお肉屋さんに意外とあったりしますよ。

無くても、お願いすれば入荷してくれます。

フォンドボーが無くても作れますが

あった方が、美味しくできます。

②ポール・ボキューズといえば外せないのが「クレームブリュレ!」

なので

二つ目の動画はクレームブリュレです。

そもそも、クレームブリュレを考案したのが、ポール・ボキューズ氏なので

オリジナルのクレームブリュレの作り方を教えてもらえますよ。

クレームブリュレ、パリパリして濃厚な味が美味しいですよね。

ちなみに家庭でも簡単にできますよ。

動画の中では、スチームコンベクションオーブン(スチコン)で96度で蒸していますが、

家庭にスチコンなんて、高価な機材はないと思いますので

お家だと、火を弱目にして蒸せば大丈夫だと思います。

③かぼちゃのポタージュ

三國シェフの方でも、

カボチャのポタージュを取り上げてますが

作り方の違いを見るのも

面白いかもしれないので紹介してみました。

ご家庭でも、簡単に作れます!

三國シェフは家庭向けですけが

星野シェフは、仕上げとかが

やっぱりプロ向けの様に思います。

ブラッスリーポール・ボキューズのホームページ

最後にリンクを貼っておきます

ブラッスリーポールボキューズは何店かあって

星野シェフのお店は銀座店です。

ランチは2500円〜

ディナーは3800円〜です。

ブラッスリーなので、お手頃な値段設定ですね。(正直もっと高いと、勝手に思ってた!)

GeorgeLABO ジョージ 城二郎 チャンネル

元ミシュラン二つ星の城二郎シェフ(本名 吉田能さん)が運営するチャンネルです。

独特のユーモアを交えて、

視聴者を飽きさせない面白い動画が多いですが、

仕事キッチリ!なシェフの人柄が、にじみ出ていて私は好きですね。

東京の二つ星レストラン、

ドミニク・ブシェでエグゼクティブシェフ

(そのお店の総料理長)を務めていた方です。

シェフ時代は、

凄いプレッシャーがあったんじゃないかと、

勝手に推測していたりします。(・_・;

城二郎シェフ(吉田シェフ)の経歴は、

こちらのサイトに詳しく出ています。

私が個人的にオススメする動画は

①ジャガイモのガレット

です!

そうですね、

おばあちゃんの言う通りジャガイモの芽は取った方がいい

といったような、料理の超超基本まで教えてくれます!\(^-^)/

ジャガイモで昔のデートの悲しい思い出まで

引っ張り出して来る

そんな料理人がいまだかつて、いただろうか?

いや!いない!

そんな、内容です。

城さん、左手に絆創膏をしているが、手を切ったんだろうか。。

ちなみに、ワタクシもジャガイモのガレットを作っていたりします。

②プロはここが違う 火入れの魔術<しっとり柔らか>豚肉の焼き方

調理科学の世界ですね。

豚肉って、日本だと牛肉より下に見られがちですが、

こう言った、火の入れ方をすると豚肉という食材の見方が変わりますよ。

普通の火の入れ方と、

低温でじっくりのプロの火に入れ方の違いが分かる良い動画です。

非常におすすめな動画です。

ちなみに生っぽく見えますが、火はちゃんと入ってます。

豚肉は、スーパーで売っている普通ので良いと思います。

城二郎シェフは、本も出しています。

城二郎シェフの初めての出版本だそうです。

レビューを見ると、高評価が多いですね。

家庭でも、作れる様に工夫されたレシピ本です。

良きですね。

以上、オススメな料理系ユーチューブちゃんねるでした。

他にも、色々とオススメチャンネルがありますが。

今回はここまでです。

だんだんと追加していこうと思います。

ここまで、読んでいただき

ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次