砥石の修正はした方が良い理由
砥石は、何回も包丁を研いでいくと真ん中が凹んでいきます。
その状態で、包丁を研ぐと刃が丸くついたり
いくら刃を研いでも、切れ味が戻らない状態になり
良くないです。
今回、修正する砥石はシャプトン製の刃の黒幕という砥石の
♯1500番と♯12000番を修正します。
砥石は番号が♯の番号が少ない方が目が荒く、刃の修正向いていて
数字が多いと目が細かく、仕上げに向いています。
シャプトン♯1500番の砥石の状態を見てみる
見事に、長年修正していなかったので、
真ん中あたりが、凹んでいますね!
シャプトン刃の黒幕シリーズは、
セラミック砥石で普通の砥石と比べると
摩耗しにくく良い砥石なのですが
あまりにも、手入れしないとこの様な状態になります。
ちなみに、この砥石です。
普通の砥石だと、コンクリートやアスファルトにこすると
修正できたりするのですが、セラミック砥石は硬いので
修正用砥石を購入してみました。
上の写真です、目は修正用なので♯120番と♯180番で結構早く修正できそうです。
値段も手頃で、良さそうなので購入してみました。
本来なら、純正品が良いのでしょうが、お値段高めなので
手頃な物をさがして、行き着いたものが
上の、ダイヤモンド砥石です。
ちなみに、シャプトン純正の修正砥石はこちら↓
実際に砥石の修正をしていく
まず、最初に修正すると石の表面に、鉛筆などで目安を書き込んでおきます。
次に、砥石を水に5〜10分つけておきます。
これは、研ぎやすくするためと摩擦熱を減らすためです。
実際に、面直しをしていく。
ちなみに、私が使用している砥石台はこちらです。
下の写真は、少し修正した状態です。
鉛筆で書いた部分がきえていますよね。
要は、この鉛筆が全て消えれば平らになって砥石が
正常な状態に戻るという事です。
さらに砥石を削っていきます。
さらに、削った状態が下の写真です。
ここまで、いくのにおおよそ15分ぐらいでした。
砥石を削っていくと、
削りかすがたまってきて
けずりにくくなるので、
ささっと、たわしなどで洗い流しましょう。
砥石の修正が終わった状態です。
表面が研磨されて綺麗になっているのが
分かると思います。
平らになった状態の確認をします。
真ん中の凹んでいた部分もなくなり
平らになりました。
シャプトンの♯12000番も修正します。
下の写真は、開始前の凹み具合の確認です。
これを修正していきます。
この砥石は、かなり古くボロボロですね。
手順は一緒でまずは鉛筆で印をつけます。
砥石の修正手順は同じです。
手順は同じなので、完成した状態の写真です。
先ほどの1500番の砥石と合わせてみましょう。
以上が、砥石の面直しでした。
砥石が、ハーフパイプみたいになっていて
困っている方の参考になれば幸いです。
今回の修正に使った道具のまとめです。
砥石台です、これは包丁を研ぐ時にも役立ちますので。
一つ持っておく事をおすすめします。
セラミック砥石は、普通の砥石より硬いので
ダイヤモンド修正砥石を購入してみました。
意外と手早く修正できます。
あと分解洗浄もできるので、手入れもしやすい良い商品です。
今回面直ししたシャプトン製、刃の黒幕♯1500番の砥石です、
定番商品で、一般的な1500番より速く研ぐ事が可能です。
2番目に面直しをした、シャプトン刃の黒幕♯12000番です。
この砥石は、超仕上げ砥石です。
包丁を鏡面仕上げにできます。
包丁をギラッギラにしたい方は、あると良いですね。
切れ味も、より繊細になります。
以上!
砥石の面直しでした、
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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