C2→C3と渡り歩いて、いまS3を毎日使ってる話
おうちコーヒー好きさん、こんにちは。
私、コーヒーミル沼にハマって6台のミルを所有してます。ポーレックス、タイムモアC2、C3、S3、コマンダンテ、そしてキングラインダーP2。我ながら見事な沼ハマりっぷりです。
そんな私が毎日のコーヒータイムで使ってるのが、タイムモアS3です。
最初はポーレックスから始まって、C2に乗り換えて感動。さらに上位のC3を好奇心で買い、タイムモアS3まで手を出しました。気がついたら、S3が一番手に取りやすい場所に置いてあって、自然と毎日使うようになってたんです。
理由を考えてみると、シンプルでした。S3が一番便利だから。
外側のダイヤルで挽き目調整ができて、メンテも楽。挽き目の均一性も高くて、ハンドドリップでもエアロプレスでもフレンチプレスでも、安定して美味しいコーヒーが淹れられる。
毎日使ってると、この便利さが本当にありがたく感じるんですよね。
今回は、そんな1年使い込んだS3の魅力を、コーヒーミル沼の中で6台使い比べてる私が正直にお伝えしていきます。
タイムモアS3を買おうか迷ってるコーヒー好きさん、C2やC3からアップグレードを考えてるコーヒー好きの、本格的な手挽きミルが欲しいコーヒー好きさん。きっと参考になる内容です。
それでは、いきましょう!

結論|S3は毎日使う人にとってベストな一台
最初に結論からお伝えします。
タイムモアS3は、毎日コーヒーを淹れる人にとってベストな一台だと思います。
特別なミルじゃないかもしれません。でも、毎日のコーヒータイムがストレスなく、安定して美味しいものになる。それがS3の良さです。
S3はこんなコーヒー好きさんにおすすめ
具体的にどんな人に向いてるか、整理しますね。
毎日コーヒーを淹れるメインミルが欲しい方。S3の便利さは、毎日使うことで本領を発揮します。
ハンドドリップ、エアロプレス、フレンチプレスなど、多様な飲み方を楽しみたい方。S3は一台で全部に対応できます。
C2やC3を使っていて、もう一段階上のミルを試したい方。性能アップを実感できる、自然なアップグレード先です。
毎日挽き目を変えながら色んな淹れ方を試したい方。外ダイヤルでサッと調整できるのが本当に便利。
逆に、こんな方には別の選択肢を
正直に言うと、向いてない方もいます。
本格的なエスプレッソをメインで楽しみたい方。S3はエスプレッソ用の極細挽きが少し物足りないんです。エスプレッソガチ勢には、派生モデルの「S3 ESP」があるので、そちらを検討した方が良いかもしれません(私は持ってないので詳しくは語れませんが)。
とにかく軽いミルが欲しい方。S3は重量約800gあるので、軽さ重視ならC3SやC2系の方が使いやすいです。

S3です、約800グラムあります。

C3は464グラムで軽いです。
入門で予算を抑えたい方。S3は決して安くないので、最初の一台ならC2SやC3Sの方が現実的です。
気になる方はチェックしてみてください。
S3が毎日のメインになる理由|4つの便利さ
ここからは、なぜ私がS3を毎日使ってるのか、その理由を解説していきますね。
理由①|外側に粒度調整ダイヤル|これが本当に便利
S3の最大の特徴の一つが、外側に粒度調整ダイヤルがあること。
これ、使うと本当に便利なんですよ。
従来のミルは、ホッパー(豆入れ)を外して内部のダイヤルで調整する必要がありました。手間がかかるし、調整の途中で何クリック動かしたか分からなくなる。
S3は外側のダイヤルを回すだけ。目盛りも見えるから、今どの設定か一目で分かる。ハンドドリップ用、フレンチプレス用、エアロプレス用、それぞれの設定を素早く切り替えられます。
私は朝のドリップ、休日のフレンチプレス、気分でエアロプレス、っていう感じで淹れ方を変えるので、この便利さの恩恵は本当に大きい。
それと、ハンドルが折りたためて場所を取らないのが地味に便利です。
理由②|粒度の均一性が高い
S3で挽いた粉を見ると、粒度の均一性の高さを実感します。
粉の粒がきれいに揃ってて、微粉も少ない。これ、淹れたコーヒーの味に直結します。雑味が抑えられてクリアな仕上がりになり、ブラックでも甘みが感じられるコーヒーになる。(不思議なことに、焙煎したコーヒー豆は糖分とかないはずなんですけど、甘みが存在するんですよね。)
C3も悪くないんですが、S3で挽くと「クリアで甘みが前に出てくる感じ」って素直に感じます。
理由③|メンテナンスがやりやすい
毎日使う道具で、メンテのやりやすさは超重要です。
S3は分解しやすく、内部の掃除が楽な構造になってます。付属の掃除ブラシで定期的に粉を払うだけで、長く清潔に使い続けられる。
刃の部分まできちんと掃除できるので、コーヒー粉のこびりつきや酸化を防げます。これは味の安定にも直結する大事なポイント。
複雑な分解作業がいらないから、メンテのストレスが全くない。これも毎日使う上で大きなメリットです。

コーヒを挽くハンドルを固定して、KEEP LOCKEDと書いてあるネジを反時計回りにまわしていくと簡単にバラせます。

このように、各部品が簡単にバラせて、付属のハケで古いコーヒー粉を落とせば完了です。
水洗いは厳禁です。錆びるそうです。
それとワッシャー類など無くさないように注意してください。
理由④|ハンドドリップ系で万能|エアロプレス・フレンチプレス対応
S3は、ハンドドリップ系の淹れ方ならほぼ全部対応できます。
私が日常的に使ってる淹れ方は、ハンドドリップ、エアロプレス、フレンチプレス、そしてエアロプレスでの擬似エスプレッソ。これ全部、S3一台で対応できるんです。
90段階の挽き目調整があるので、それぞれに最適な粒度を選べる。1台で多様な楽しみ方ができるのは、コーヒー好きさんにとって本当に大きな魅力です。
ただし、本格的なエスプレッソ専用機としては微妙な部分もあります。これについては後でデメリットとしてお伝えしますね。

ダイヤルを回して、赤い点に合わせて粒度調整をします。
| 抽出方法 | S3のダイヤル目安 | 挽き目のイメージ | 私の個人的なコメント |
|---|---|---|---|
| エスプレッソ | 0.5〜1.5前後 | 極細挽き〜細挽き | 一応対応範囲。ただし本格的なエスプレッソ目的なら、S3 ESPや対応した電動ミルの方が安心。 |
| モカポット | 1.0〜2.0前後 | 細挽き | しっかり濃いめに出したい時向き。細かくしすぎると重くなりやすい。 |
| エアロプレス | 3.0〜5.5前後 | 中細挽き〜中挽き | S3と相性がいい。短時間抽出なら細かめ、長めなら少し粗めが使いやすい。 |
| ハンドドリップ | 5.0〜8.5前後 | 中挽き | 一番使いやすい範囲。迷ったらまず6.0前後から試すのがおすすめ。 |
| ペーパードリップ・多め抽出 | 6.5〜8.5前後 | 中挽き〜中粗挽き | 2杯分以上淹れる時や、抜けが遅い豆は少し粗めにすると安定しやすい。 |
| フレンチプレス | 8.0〜9.0前後 | 粗挽き | S3の粗挽き側。微粉は完全には消えないので、ゆっくり注ぐと飲みやすい。 |
| 水出し・コールドブリュー | 8.0〜9.0前後 | 粗挽き | 長時間抽出向き。細かすぎると雑味が出やすいので粗めスタートが無難。 |
※上記はあくまで目安です。豆の焙煎度、鮮度、抽出レシピ、フィルターの種類によって最適な挽き目は変わります。浅煎りで抜けが速い場合は少し細かめ、深煎りで苦味や重さが出る場合は少し粗めに調整すると使いやすいです。
1年使ったリアルな実感|毎日の使用シーン
ここからは、私がS3を1年使い込んで感じてるリアルな実感をお伝えしますね。
毎日の使用頻度|平日1〜2杯、休日3杯
S3を購入したのは約1年前。C3を買って半年後のことです。
それ以来、毎日のコーヒータイムはS3で挽いてます。平日は1〜2杯、休日は3杯くらい。年間で考えると、500杯以上はS3で挽いてる計算ですね。
これだけ使い込んでも、性能は全く落ちてません。挽き心地もスムーズなまま、挽き目の均一性もキープしてる。耐久性の高さも実感してます。
浅煎りも深煎りも、両方OK
私は浅煎りも深煎りも両方飲みます。S3はどちらの豆でも安定して美味しく挽けるのが嬉しいポイント。
浅煎り豆だと、フルーティーな香りやクリアな酸味がしっかり出る。深煎り豆だと、コクと甘みが引き立つ。豆の個性を素直に表現してくれるミルだと感じてます。
C3との違い|S3を使うと差を感じる
C3も使ってきた私が言うと、S3とC3の違いは確かにあると感じます。
C3も悪いミルじゃありません。S2C刃の系統を入門価格で体験できる優秀なミルです。でも、S3を使うと「あ、結構違うぞ」って素直に感じる。
特に大きいのが、粒度分布の均一性と、ブラックで飲んだ時の甘みの差。C3でも美味しく飲めますが、S3だと味の輪郭がさらにくっきりする感覚です。
ちなみに、私のC3はS3を買ってから出番があまりなくなりました。これがミル沼です沼ってます。

S3とC3の比較写真です。S3はC3よりひと回り大きく、豆も約30g入ります。C3は約20gなので、2杯分以上を挽くならS3の方が使いやすいです。

右がS3のカット刃、左がC3のカット刃ですS3のほうがカット刃自体が大きいです、この辺が粒度の均一性に寄与していると思います。

左がC3の20クリック、右がS3のメモリ8に合わせました、粉の細かさはほぼ一緒ですが、S3のほうが粒が揃っているのがわかるかと思います。
コマンダンテとの違いについて|軽く触れておきます
ここで、コーヒー好きさんが気になるかもしれないコマンダンテとの違いについて、軽く触れておきますね。
実は私、5万円のコマンダンテも所有してます。S3とコマンダンテ、両方使ってる立場から正直に言うと——
S3とコマンダンテは、求める読者層が違うミルだと思います。
コマンダンテは「特別な一台が欲しい人」「最高峰のミルを所有したい人」向け。S3は「実用的で便利な良いミル」が欲しい人向け。価格帯も用途も違うので、直接比較する話じゃないかもしれません。
ただ、参考までに私の使い分けを言うと——
毎日のコーヒー → S3
特別な豆を楽しむ時 → コマンダンテ
コマンダンテの挽き心地はとても良いです。所有してる満足感もある。でも、毎日使うとなると、S3の便利さの方が勝つんですよね。
「S3で十分か、コマンダンテも欲しいか」で迷ってる方は少ないと思いますが、もし迷ってたらまずはS3から始めて、それでも物足りなければコマンダンテを検討っていう順番がおすすめです。
S3は十分すぎる性能をもっています、毎日の道具としてとても良いミルです。

上の写真がコマンダンテC40です、手挽きコーヒーミルに革命を起こして世界的な名機です。
バリスタの国際大会にも使用されたりしています。
正直に語ります、S3のデメリット
ここまでS3の良いところを語ってきましたが、正直に気になる点もお伝えします。
デメリット①|重い(約800g)
S3の最大のデメリットは、重量約800gという重さです。
毎日使ってると、この重さが手に負担を感じることがあります。特に長時間挽く時(複数杯分を一気に挽く時など)は、腕が疲れることも。
C3が約450g程度なので、ほぼ倍の重さですね。「軽くて疲れにくいミル」を求めてる方には、ちょっと厳しいかもしれません。
ただし、重い分安定感があるっていうメリットもあります。挽いてる時にミルがブレないので、挽き目が安定するんです。トレードオフですね。
デメリット②|価格が高め
S3は決して安いミルじゃありません。入門ミルとしては購入ハードルが高い価格設定です。
C3との価格差もそれなりにあるので、「ちょっと試してみよう」では買えない値段。「本格的に手挽きミルを使いたい」っていう覚悟が必要な価格帯です。
ただし、性能を考えれば妥当な価格だと私は思います。長く使えるミルなので、投資する価値は十分あります。
デメリット③|本格的なエスプレッソには微妙
これは正直にお伝えしておきたいんですが、本格的なエスプレッソを淹れたい方には、S3は微妙です。
90段階の挽き目調整があるとは言え、極細挽きの精度や調整幅の点で、エスプレッソ専用機には及びません。私はエスプレッソマシンを持ってないので、エアロプレスで擬似エスプレッソを作る程度ですが、それでも「もう少し精度が欲しい」と感じる場面があります。
タイムモアにはエスプレッソ専用の派生モデル「S3 ESP」があります。私は持ってないので詳しくは語れませんが、本格的なエスプレッソガチ勢の方は、S3 ESPを検討する価値ありです。
ただ、手挽きでエスプレッソのような粉にするのは結構大変です。
個人的には電動化してしまった方が良いかと思います。
それか上のタイムモアの電動コーヒーミルです電動だと豆を投入して挽いている間に他のことができますね、というか私が欲しかったりします。(これがミル沼です。しっかり沼ってます。)
楽でしょう!電動だし。

S3はこんなコーヒー好きさんにおすすめ
ここまで読んでいただいて、S3の魅力が伝わったかと思います。
最後に、どんなコーヒー好きさんにS3がおすすめかを整理しますね。
こんなコーヒー好きさんに、S3はおすすめ
毎日コーヒーを淹れるメインミルが欲しい方。日常使いの便利さで、S3は本当に頼れる一台です。
ハンドドリップ、エアロプレス、フレンチプレスなど、多様な飲み方を楽しみたい方。1台で全部に対応できる万能性が魅力。
C2やC3を使っていて、もう一段階上のミルが欲しい方。明確な性能アップを実感できます。
外側ダイヤル調整の便利さを求める方。毎日の調整ストレスから解放されます。
こんな方には別の選択肢を
本格的なエスプレッソをメインで楽しみたい方。S3 ESPを検討してください。
もしくは、電動化してしまうのが良いと思います。
とにかく軽いミルが欲しい方。C3SやC2Sの方が軽くて使いやすいです。
入門で予算を抑えたい方。C2S(流通在庫があれば)やC3Sがコスパの良い選択肢です。
まとめ|S3は毎日使う人にこそ刺さる一台
最後に、この記事のまとめをお伝えしますね。
便利さで自然とメインになった一台
タイムモアS3は、便利さで自然と毎日使うようになったミルです。
何か特別な瞬間があったわけじゃありません。気がついたら、毎日S3に手が伸びてた。外ダイヤルの便利さ、メンテのしやすさ、挽き目の安定感。これらの積み重ねが、自然と「メイン」のポジションを作っていったんです。
これからミルをアップグレードする方へ
C2やC3を使っていて、もう一段階上のミルを探してるコーヒー好きさんへ。
S3は自然な選択肢になると思います。性能の向上を実感できますし、外ダイヤルの便利さは一度使うと戻れません。
価格はそれなりですが、毎日のコーヒータイムが格上げされる価値は十分あります。長く使えるミルなので、投資する価値は間違いなくあります。
ぜひ、タイムモアS3でコーヒータイムを次のレベルに引き上げてみてくださいね。
この記事が、コーヒー好きさんの一台選びの参考になれば嬉しいです。
ちなみに、私はタイムモアC2をデカフェ専用機として現役で使ってます。コマンダンテも所有してて、それぞれの詳しいレビューもブログに書いてるので、気になる方はチェックしてみてください。



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